「アミラーゼ」という言葉が世間を賑わせていますが、これは「マツコ&有吉のかりそめ天国」(11月19日放送)でマツコさんが実証したことで分かった現象です。
唾液の中にアミラーゼという消化酵素の成分が多いと、あんかけのデンプンを糖に変えてしまう為、すぐに「あん」がサラサラになってしまうとのこと。
マツコがスタジオで実際に実証!3口食べただけでサラサラに!?
マツコさんはもともとあんかけのトロトロしたのが好きなのに、数口食べただけでスプーンについた唾液に含まれるアミラーゼとあんかけが反応を起こしてしまい、あっという間にサラサラのスープになってしまうのが悩みらしいです。
実際にスタジオに八宝菜のあんかけを用意して数口食べたマツコさん。
すると10数秒くらいで、器の中の八宝菜がサラサラのスープに変わってしまいました!
これにはスタジオ中が震撼!!!
驚きとともに同情されていました・・・。
あんかけ好きには悲しすぎる事態ですよね。
アミラーゼとは?
アミラーゼは膵臓で作られ、食べ物の消化を助ける酵素というタンパク質の一種です。
膵臓以外でも耳下腺や顎下線でも生成されます。
アミラーゼはどんな人が高くなるの?
アミラーゼはアルコルの飲み過ぎや、脂肪の取り過ぎなどで膵細胞が破壊されるとアミラーゼが血液中にたくさん出てきて上昇します。
アミラーゼが高い場合気をつけることは?
アミラーゼはマツコさんのように唾液に症状が出る唾液腺型と、膵型に分けられます。
高値になると様々な病気になりやすくなります。
膵型高値→急性・慢性膵炎、膵のう胞、膵癌、総胆管結石、消化管穿孔等
唾液線型→急性耳下腺炎、唾石、アミラーゼ産生腫瘍(肺癌、卵巣癌等)等
膵・唾液腺両型高値→慢性腎不
アミラーゼはただトロミを奪うだけでなないんですね。
アミラーゼの分泌が多い人は結構多い。
アミラーゼでとろみがすぐにサラサラになってしまう人は意外と多いようです。
アミラーゼが多い人はあんかけが水に戻る…と。
マツコさんは人一倍多くて水になった。
自分もそういえば…と絶句した。 pic.twitter.com/0OX9eynccN— Ryu (@ponkomeme) November 19, 2021
餡掛け、すぐシャバシャバになります
みんなそんなもんだと思ったました😂そうか、そうなのか
アミラーゼのせいなのか…#かりそめ天国 https://t.co/LRacGNMwti— すいっち (@walk2002cloud) November 19, 2021
アミラーゼでとろみをなくさない食べ方
口をつけていない箸やスプーンで少しづつ取り分けながら食べることが一番有効なようです。
また、会話などでとろみのついた料理に唾が入らないように気をつけたり、あまりかき混ぜないようにするととろみが保てるそう。
高カテキン茶でとろみが保てる?
2022年1月21放送のかりそめ天国では、マツコに最後まであんかけのとろみを楽しませてあげたいということで、様々な方法が試されました。
実際に同じ症状を持つスタッフだ試して効果があったのは、「高カテキン茶を飲みながらあんかけを食べる」というものでした。
高カテキン茶は唾液の成分を弱める効果があるとのことです。
しかし、マツコが実際試してみると、やはりあんかけはサラサラに・・・。
アミラーゼが強い人には効果がないようですが、試してみる価値はありそうですね!!
アミラーゼでとろみがなくなる人は病気なのか
これについては他に症状がないかも関わってくるようですが、とろみがなくなる程度なら心配しなくて良いと唾液・唾液線の研究者の神奈川歯科大学副学長の槻木氏は言っています。
アミラーゼの分泌量は遺伝的な個人差がありますが、あんがとけやすい人もとけにくい人も大きな心配をする必要はない
引用:FNNプライムオンライン
まとめ
11月19日放送の「かりそめ天国」でマツコさんが実証したように、唾液線から分泌される「アミラーゼ」という消化酵素によって、あんかけのとろみがあっという間にサラサラになってしまって、あんかけが楽しめない人がいることがわかりました。
そして遺伝的にアミラーゼの分泌が多い人がマツコさん以外にも結構いるようです。
とろみ好きのアミラーゼさんは、食べ方を工夫することでとろみを長く楽しめるよう
かく言う私も実は「妖怪アミラーゼ」。
この番組を見て初めて気づいてしまいました・・・^^;
早速とろみ料理を作って取り分け食べを実践してみたいと思います!!
コメント
私もマツコさんタイプでスープサラサラに悩んでました!今日分かって何か安心?してしまって良いのか?にも悩む自分です。
私もです!意外と多いみたいですよね!!
私もなんだか安心してしまってw
仲間がいるって心強いですよね^^