風呂光の恋愛要素はいらないと話題!ドラマと原作の違いを検証!

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ドラマ「ミステリと言う勿れ」では、原作にない風呂光さんと整くんとの恋愛要素が盛り込まれていて、原作ファンから大不評となっていますよね。

月9にはどうしても恋愛要素が必要なのか、原作とどのくらい違うのかなど、ドラマと原作の違いを徹底検証しました!

この記事でわかること

・「ミステリと言う勿れ」原作とドラマの違いとは
・風呂光の恋愛要素はなぜ追加された?いらないと話題に
・原作とドラマに違いが出る理由3つ
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「ミステリと言う勿れ」原作とドラマの違いとは

『ミステリと言う勿れ』の原作とドラマの違いは、余計な恋愛要素ですよね。

スタート当初は原作にかなり忠実で、面白いと話題になりました。

しかし、伊藤沙莉演じる風呂光さんの登場によって原作からかけ離れた全く違うストーリーになってしまいました。

第5話で風呂光の恋愛要素を匂わせネット炎上

第5話になると風呂光さんの「久能整くんが気になる」という設定が出てきます。

この恋愛要素は、原作には1ミリも出てきません。

風呂光さんは男社会の警察という組織の中で自分の存在価値が見つけられずもがきますが、

整くんの言葉によって、自分なりのやり方で居場所を見つけていきます。

ドラマのようにフューチャされず、あくまでも脇役で、一生懸命仕事をする姿が風呂光さんの定位置なのです!

そんな彼女が時にファインプレーをし、成長していく姿もグッとくる。

「がんばれ風呂光さん!」「よくやった風呂光さん」と応援したくなる存在。それが風呂光さんなのです。

原作ファンにとっては、脇を固める重要なポジションでした。


ドラマでは、
・整くんがクリスマスの時に一緒に過ごす相手がいないか、気になる風呂光さん
・整くんにクリスマスプレゼントのマフラーを用意するが、結局渡せない風呂光さん
・ライカさんの存在を気にする風呂光さん

などなど1話に一回は必ずこの恋愛要素が出てきます。

その度に「うーん、そういうのいらないんだよなぁ」とドラマに入り込めない瞬間ができてしまう原作ファンも多いようです。

アイビーハウスの回でさらに炎上

特に風呂光さんの登場で原作とドラマの違いを感じてしまったのは、「アイビーハウス」の回です。

先生のお誘いを受けて、整くんと風呂光さんがアイビーハウスに同行しますが、
原作では風呂光さんでなく、先生の大学のゼミで一緒だった生徒の「相良レン」という男の子でした。

これにはネットも炎上

Twitterのトレンドランキングにも「風呂光」がランクインしてしまうほどでした。

ツイートにもありますが、「男子大学生2人」というのと、「男子大学生と女性刑事の2人」とではあまりに意味合いが違ってしまいますよね。

この違和感は、原作が好きでドラマを見る人にとっては、ちょっと原作を否定されたような気持ちになるのではないでしょうか。

風呂光の恋愛要素はいらない?なぜ追加された?

風呂光さんの恋愛要素はいらないという声がこんなに多いのに、なぜ無理やりねじ込ませているのでしょうか。

考えられるのは、フジテレビの月9であるということです。

もともとフジテレビ月曜日9時のドラマ枠は、1990年代のトレンディドラマブームの時に生まれました。
月9の火付け役と言われているのが、「東京ラブストーリー」。
その後「101回目のプロポーズ」や「ロングバケーション」、「ラブジェネレーション」など『月9黄金期』と呼ばれる時代(1990年〜2000年)には視聴率も30%越えとなり、
恋愛ドラマ=月9という時代が訪れます。

現在は月9といっても恋愛ドラマはあまりないですが、昔を知っている視聴者からすると「月9だから恋愛要素を入れたがっているのでは?」という声が多く見られます。

これはこれで面白いとの声も

風呂光さんが原作と違った注目のされ方をしていて、残念と言う声が大半ですが、違う話として割り切って観ている声もありました。

また原作を読んでいない人にとってはそんなに違和感がないとの声も。


ついつい原作派にとっては、違和感の多い展開で一言物申したくなりますが、ドラマだけ見ていたら伊藤沙莉さんの演技に引き込まれてしまうのかもしれませんね^^

原作とドラマに違いが出る理由3つ

ではなぜ原作とドラマに違いが出るのでしょうか。
それは次の3つが理由になることが多いようです。

原作から映像化される時は、完全に脚本家に作品が委ねられるから、局の都合や脚本家の解釈によって原作と違いが出る。

映像化する際、限られた時間の中に物語を納めなければならないので、掻い摘んだり重要な面を強調するような演出が加えられることがある。

書籍よりも、放送倫理や映画倫理の方が厳しい為、ある程度マイルドに変えざるを得ない。

今回の「ミステリと言う勿れ」のドラマにおいては、恋愛要素を入れるために逆に時間を使っていますし、放送倫理に違反するような問題でもないですよね。

その為、「①原作から映像化される時は、完全に脚本家に作品が委ねられるから、局の都合や脚本家の解釈によって原作と違いが出る。」にあたるのではないかと思います。

しかも、今回の「ミステリと言う勿れ」のドラマは、放送前にほぼ全て撮影済みだったので、途中で視聴者の声を聞いて内容を変えると言うことも難しかったのでしょうね。

まとめ

「ミステリと言う勿れ」の原作と違い、ドラマに出てくる風呂光さんの恋愛要素がいらないと世間で話題になっていたので検証してみました。

フジテレビの月9だから恋愛ドラマにしたいのか?
脚本家の解釈や局の都合がそうさせたのか?

といったところが考えられそうです。

ドラマとしては面白いですし、割り切って違うドラマを見るくらいの気持ちで見るのがいいかもしれませんね。

ドラマ派も原作を読んだら、さらに風呂光さんを好きになること間違いなしですのでおすすめです。
何人かで読み回しできるので私は紙派!
10巻でお話の切りもいいのでスッキリ読み終われます。


 

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