今年のしし座流星群の出現のピークは11月18日午前2時ごろといわれていますね。
久しぶりの天体ショーを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
しかし、今年は空が晴れていても満月直前の明るさによってあまり見えないようです。
では、次回の大出現はいつなのでしょうか?
【しし座流星群】次回の大出現は2034年!
しし座流星群は33年周期で活発になるといわれています。
前回の大出現が2001年でしたので、次回のしし座流星群の大出現は2034年になります!
では、大出現の時のしし座流星群はどのように見えるのでしょうか?
2001年の時の映像がこちら
20年以上前の映像なのでかなり画面が荒いですが、それでもかなりの量の流星雨が確認できますよね!
この時は1時間に1000個を超える流星嵐が確認されています!!
。
今のカメラの性能ならもっとキレイに撮影が可能でしょうね!
次回のしし座流星群の大出現は13年後・・・ちょっと先ですが、楽しみに待ちたいですね!!
2021年のしし座流星群の方角は?
今年は満月間近で空が明るいことが影響し、流星群が観測しづらいといわれていますが、冬が近づき、空気が澄んでいますので、ピークの時間と方角を意識して見れば、観測できるでしょう。
流星群のピーク・・・・11月18日 AM2:00頃 見える方角・・・・東の空にある獅子座の辺りが放射点になります。
まずは東の空でしし座の位置を確認しましょう!
ピーク時は全方位から流星群が観測できますが、しし座付近を中心に、広く空が見えるところでなるべく暗い場所か観測しやすいです。
しし座流星群は、地球がテンペル・タットルという彗星を通過する際にそこに残されたちりが地峡の大気に飛び込んで発光して見えます。
流星のスピードが速いのが特徴ですが、一際明るく見える火球が見える可能性もあります!
火球は、月の近くでも明るく光って見えますので肉眼でもよく見えるでしょう。
流星群が良く見えるためのポイントは?
せっかくの機会なので、流星をしっかりいっぱい見たいですよね!
流星群を見るときのポイントをまとめてみました。
- 活動が活発な流星群が極大(ピーク)といわれる時刻前後
ピークの時間から数時間ずれていても流星を確認できることもありますが、しっかり流星群を確認したいならピークの時間に合わせて空を確認しましょう。 - 放射点が高い
高度が高い方が、流星群の元となる「ちり」が真上近くから大気に飛び込んでくるため「ちり」の数も多くなり、流星の数も多くなります。 - 月明かりがない
月明かりで空が明るいと、暗い流星は隠れて見えません。月明かりが少ない時の方が流星がよく見えます。 - 人工の明かりが少なく、空が広く見渡せる場所
天体の星の光は、人工の光よりも弱いため、人工の光が強い場所だと、暗い流星の光がかき消されてしまって、見える流星の数も減ってしまいます。
同じ流星の数でも、周囲の明かりの量によって、見える流星の数も違うということです。
まとめ
今年は満月間近の影響で空が明るく、流星群があまり見えない可能性があります。
しかし光が強く肉眼でも見えやすい火球も多く通る可能性があります!
AM2:00頃、東の空のしし座を中心に空を眺めてみましょう。
また、次回の大出現は13年後の2034年ですので、夜中でも元気に天体観測できるよう、今から体を鍛えていたいと思います!
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